欧米金利低下中

欧米金利が低下中だ。

金利は7月初めは2.4%近辺にあったが、現在2.23%と0.16%下落、ドイツ金利は0.6%前後から現在0.49%と0.11%下落した。

日銀が指値オペすることで長期金利の上昇を抑え、「欧米金利が上昇するのに対し、日本の金利はゼロで抑え込まれるので、必然的に円安になる」という理屈で円安が進んだが、今の状況からすると、日本の金利はゼロで動かないが、欧米金利が下がっているので、相対的に金利差縮小、円高にならざるを得ない展開となる。

このままの状況が続くのか?
 鍵はFOMC、そして今週末のGDPの発表になるだろうか。
FOMCでは、いつの日かバランスシート調整開始を始まるという旨が書かれることになるだろう。
しかし、政策金利は目先上昇しないということにも言及されるかもしれない。そうなると、ドルにはネガティブだ。

ドル円は108.80円安値から高値114.48円の61.8%戻し、110.97円を明確に割り込んできた。
最安値挑戦もあるかもしれない。