次第に落ち着くマーケット

人民元切り下げから始まった市場の混乱は、ようやく落ち着きどころを見つけようとしている。何もなくても、時間が経過すれば、段々落ち着く。ジャクソンホール等のイベントもあるが、政策当局者が市場を混乱させるような発言をするはずもなく、ドル円も株もジリジリ戻す展開になりそうだ。

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コンピューターがトレーディングの主役になってから、瞬間瞬間の動きが激しい(人間が取引所を仕切っていた時は、人間の処理能力が速くないので、結果的にゆっくりとした値動きになった)。そのため、116円や117円と言った、本来行くべきでないようなレベルまで達してしまうので、混乱が助長される。今後は、政策当局のサポートもあり、戻りを試す局面になるだろう。


戻りのめどだが、7月9日の安値120.40、50%戻しの120.70、61.8%戻しの121.80あたりが目標になるか。