混迷してきた為替市場、今は様子見か

ドル円が想像以上にショートが溜まっていたのだろうか、109.39円前後までショートカバーで上昇した。このレベルは、日銀政策変更なしで急落した際、108円台に突っ込んだ後の戻り高値が109.40円前後であった。よって、重要なレジスタンスと考えて良いだろう。しかも111.88円⇒105.56円の61.8%戻しは109.46円。やはり重要なレベルと言える。

ただ、再び円高方向を攻めるには材料にかける。経済指標の発表もないし、イベントもない。伊勢志摩サミット前の景気対策ぐらいであろうか。

よって、目先は材料難でもあり、様子見するしかなさそうだ。新しい変化が生まれる瞬間を待ちたい。